「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」 なげーよ!

 

 お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1巻(以下続刊)
 
 変態な妹は大好きだ!でも変態なお兄ちゃんの方がもっと大好きだ!変態行為に没頭するお兄ちゃんを見てるとなんだか背徳的な興奮が押し寄せてくるんだ!
 
 って1巻早々にお兄ちゃん変態卒業ー!?
 嘘…だろ…?
 
 
 変態なお兄ちゃんを見て更に興奮する妹という設定は素晴らしすぎます。おもむろにさりげなくパンチラし(これ以外に適当な表現が思いつかない)、そんなパンツをチラ見するお兄ちゃんに興奮する妹。輝いてます。
 そんなどうしようもない変態スパイラルを巻き起こしている兄妹の物語なのですが、兄の前に突如として現れた金髪ツインテールが物語を急展開させます。
 そう、兄はこの出会いをきっかけに、己の煩悩を抑え込むことにしたのです…。妹のパンツを覗き込むなどもってのほか…。
 …うがー!こいつのせいでお兄ちゃんが真人間になっちまったじゃねーか!
無論そんなお兄ちゃんでは妹にも変態スパイラルが巻き起らない!許さん!金髪ツインテールとか大好物だけど許さん!くそう…作中の妹もショックを受けてたけど…それ分かるよ…。
 
 しかし前半の変態妹の変態言動やら奇行だけでも十分な破壊力を持ってましたので満足でしたとさ。
 「お お兄ちゃんのにおいっ…… あたしってキモチ悪いっ アハハハハ」
 は名言だと思う。
 変態なお兄ちゃんが戻ってくる日はあるのだろうか…。