「忍道 戒」 血祀(ちまつり)殺法!
- 出版社/メーカー: スパイク
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: Video Game
- 購入: 4人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
アクションゲームの本分たる「繰り返し」に耐えうる良ゲー。
忍者になって暗殺しまくるアクションゲームです。同時にちょっとした箱庭ゲームでもあります。
操作性もさることながら、ステージデザインが地味に秀逸で飽きを感じさせません。不定期に民家や城の瓦屋根を駆け回りたくなる熱中度がありました。
また任務の依頼勢力は複数あるのですが、目撃者を残すとその任務での敵対勢力から嫌われるという仕組みが真面目に素晴らしいです。これは単に隠密行動の緊張感に繋がるということだけでなく、皆殺しにしちゃえばいいじゃん!という能動的な考えに至ってもよいということなんですよね。不謹慎ながら感心してしまいました。
任務の目的とは別に各勢力の親分を殺っちゃうチャンスがあることも中々憎いです。恐らくはアクワイアの思惑通り、プレイヤーはこういうのにクスッとしてしまうんです。
障子の向こう側からブスッと刺すのは当然のこと、熊を暗殺して熊殺しの称号を得たり、敵襲に備えて裏庭を改修したり、ひたすら強力な火薬壺を育ててニヤニヤしたりする、そんな遊び心の効いた忍者ライフでした。