ドラマとアニメ、リアリティはどちらの方が高いかと問われると

 
 東京マグニチュード8.0に出てくる歩鳥似の主人公が可愛すぎて虫みたいな声出た。
 
 かわいいは正義であり萌えとは心の底から湧き上がるむず痒さみたいなものである。
 というか面白いです。ニヤニヤワクワク略してニクワヤ全然上手く略せてない溢れる素晴らしいテンションです。今作における海外アニメファンの反応として、むしろ日本文化の特殊性に気を取られたという話を思い出し、なるほど、確かにこの手の現実を舞台にした作品は暗黙の了解がそこかしこに溢れており、世界観の解釈にはファンタジー以上にがんじがらめなルールが存在していると考えさせられました。現実のシミュレーションを元にしてると断ってる時点でそこら辺の敷居は上げとかないと、娯楽メディアとしてのテンポが損なわれてしまいますからね。
 もう一つ考えさせられたのは、日本人の多くの層に共感させようとする家族構成、テーマであるにも関わらず、深夜アニメである以上、話題になるのは一部の層に限られてしまうということ。リアリティを追及するクリエイターにとって現実の多くの物品や事象は観察対象であり、それらを如何に吟味し料理するかが問題だと納得できる反面、メディアの種類次第で訴えることのできる層が限られてしまうことは何か悲しいというか、間違ってる気がするんですよ。宮崎アニメとかを考えると知名度の高さも関わってくるのだと思いますし、また東京マグニチュードが特殊な題材を扱ったアニメというのもありますが、もっとアニメというメディアにも細かい棲み分けや、ある種の地位が必要なんじゃないかと思うんです。そうすればもっとスポンサーの都合が付く、自由で新しいジャンルの作品が生まれてくる可能性も出てくるんじゃないかと。
 ちょっと酔った勢いで書き散らした感のある雑記でした。その分、素の頭の悪さが出てるんじゃないかと。もうちょい知識や知恵の底が深い人間になりたい。