【対抗心】メジャーとマイナーの中間にある10曲を紹介してみる【リベンジ】

 
 初音ミクベストアルバムが発売されるようなので、せっかくだから捻くれた俺的ベスト20選で対抗してみるにえらく衝撃を受けました。一曲しか知りませんでした。
 …それもそのはず、自分は基本ボカロランキング頼りなのです。しかも観るのは週刊ではなく月刊のみという俗っぽさぶり。
 それでも、それでもいくつかは、紹介できるそれっぽい曲を知ってるはずだ…!ということで再度ボカロ特集。
 
 

 作者曰く、リミックス前の原曲を聴いた方への感謝を込めた曲とのこと。本当、この時期の朝4時頃を彷彿させる素晴らしい爽やかさです。…最近はしょっちゅうリアルに体感してます。特に前半部の抑え気味な昂揚感に感動。
 

 クラシックのカノンを盛り込んだ幸せそうなメロディと、ひたすら可愛い上に明らかに昨夜はお楽しみでしたね状態の歌詞。聴くたび半狂乱になりそうです。
 

 ふにょふにょした雰囲気の曲にほんのり澄ましたミクの声。ミクが「るーらららー」と歌っているだけで、なんとなく聴いているこっちも幸せになれます。
 

 電子ピアノとピアノの控え目な掛け合いが面白い。終始落ち着いた感じで、目立たないレベルまでビブラートを抑えた声も曲に実に似合っています。
 

 歌詞にネタ分が入っててもカッコイイものはカッコイイ!ミクにVOCALOIDとしての個性を持たせた歌詞にすら抵抗感を覚えていた自分を、スパっとふっきれさせてくれた恐ろしいパワーの持ち主。本当の元動画にある曲とは若干異なっています。作曲者はハトの人。うばった花=ファイアフラワー
 

 みんなで休みましょう。
 

 歌が、ある。ひどく疲れてるのに大音量で音楽を聴きたい時、このキラキラ光ってるメロディに頭が毒されます。作者の作風は、ズンズン鳴らす中にミクの声を乗せるような感じで一貫してますが、「uta girl」のようなかわいい系の他にも、ひたすらカッコいいテクノポップの「infidel」、静寂の中にぺとぺとと水が滴るようなメロディの「croak」など、マイリスでは多様な面を見せてくれます。
 

 1日の流れが本当に速い子供の頃。跳ねるような軽快なリズムと若干ダミ声がかった低年齢ミクの声が超絶かわいい曲です。やっぱり作者はかわいいミクうたを作ることに定評があるなぁ。
 

 ミクの声って綺麗だな、と思わせるスタートから、アルバムの最終トラックあたりに置いてそうな音の広がりを見せる、実にしとやかな一曲。未来を感じさせつつもお別れの時間、メロディが盛り上がるからこそこみ上げる切なさというのもあるものです。
 

 リミックスとして積極的に攻めた面白い曲です。こういう曲をボーナストラック的な位置づけに持ってきちゃうあたりに、自分が本当俗っぽいと痛感します…。
 
 ニコニコ動画で気に入った曲に出会ったときは、是非作者のマイリスを辿ってみてください。
 だから他の曲を「流石この人の曲だ」と評価してほしいということではありませんが、あまり曲を検索する習慣のない人にとっては、きっと良い出会いの機会になると思います。