「真・女神転生3ノクターン」 アホ毛ではないアンテナ
真・女神転生III ~NOCTURNE PlayStation 2 the Best
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2004/08/05
- メディア: Video Game
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そう!これはパーティー制になってはいるものの、本質的にはちょっと難易度の高いだけのポケットモンスターだったんだよ!!
Ω ΩΩ< ナ、ナンダッテー!?
というわけで、このゲームはちょっと難易度が高くて意地悪なポケットモンスターです。 敵がポケモンほど可愛くないって? ポケモンだって色んな奴がいるじゃないですか。ピカチュウもいればリザードンもいるしルージュラだっている。あれだって見方を変えれば魑魅魍魎が跋扈する世界ですよ。女神転生の世界に出てきたって割と違和感ない奴ばかり。しかもみんな主人公を殺しにかかってきます。草むらから急に飛び出してきては主人公の背骨をへしおろうとしたり喉を噛み切ろうとしたりと、とにかく凶暴なのです。(→参考・→他の例) どうりで戦闘が始まったら自分のポケモンを速攻で場に出すはずですね。出さなければ死ぬんですから。バックアタックなんてされた日にはもう終わりです。そういう凶悪さの価値観も全く同じ。共通項を挙げればキリがありません。
しかしそんなポケモンとの最大の違いとして、戦闘の流れの不安定さが挙げられるでしょう。先制攻撃しかり、攻撃の回避しかり。特に回避行動、つまり攻撃の「ミス」は敵味方問わずこのゲームにおいてさほど珍しいものではなく、更にそのペナルティが他のゲームより高くなっております。
よくいえば刺激的、悪く言えば運次第。でもその最悪の事態にどれほど備えられ、どれほど柔軟に対応できるかが、生死の分かれ目であり、プレイヤー自身の手腕なのです。場合によっては敵との交渉(味方に引き入れる、いわば勧誘など)で急場をしのぐことも考えねばなりません。敵がお金を求めれば高額でも支払い、機嫌を損ねれば機嫌を取る。ただ結局それが上手くいくかは誰も保証してくれません。
各行動の演出がスピーディーに終わるため、勝つ時もスピーディー、負ける時もスピーディー。死を覚悟する時間は短いくせに、死の余韻だけはやけに長く残ります。ゲームオーバーの演出には天使が出てくるんですが、天国がなければ余韻に浸ることすらできませんよね。ふと思いました。
戦闘がいちいちかったるくてなまぬるいと嘆く死にたがりさんにお勧めのRPG。ずいぶん前にマニアクス(完全版のようなもの)をクリアしたんですが、最近はまた死にたい病にかかってしまい非常に困っておりました。そんな中で、
デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus(真・女神転生III NOCTURNE マニアクス クロニクル エディション同梱)
- 出版社/メーカー: アトラス
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