「未来日記」 ダーツ≒ジョルノの耳
餃子像が壊れちゃったみたいですね。先月にその存在を聞いたばかりでした。関係ないですがディアボロの大冒険のダウンロードも逃しました。引き続きアスカ見参を探しています。
何言ってんだか分かんない方、こんにちは。分かる方、SFCから入った新参です。よろしくお願いします。最高15Fです。
- 作者: えすのサカエ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: コミック
- 購入: 6人 クリック: 46回
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以下、若干のネタバレを含みます。
ほほう!中々にデスノートを彷彿させるサスペンス的マンガだな!? 携帯電話で予知して殺し合いとな! ヤンデレこえー!ヤンデレ萌えー!ヤンデレかわええー!予知バトルもスマートで手堅くおもしれー!
…というテンションが4巻以降も持続してくれればよかったんですが。
割と手放しでお勧めできるマンガではないです。4巻のとある賭け勝負は、敵側が勝負を受ける理由が希薄なまま進んでしまいましたし、5巻では急ぎすぎた展開がそのままリアリティの低下に繋がっており少々興ざめしてしまったと言わざるをえません。そして最新刊の6巻では、新展開に繋げる勢いを見せようとしつつも1〜3巻のような綺麗なまとまりが見られず、「最初のころに期待できたすっきりした頭脳戦を楽しむ余地が今後存在するのだろうか?」と疑問を抱かされました。
恐らくこれからはネタ切れと作者の根性の勝負なのではないでしょうか。もしかしたらどこかで作者の予定が崩れてしまったのかもしれません。6巻の冒頭でデウスエキスマキナという神の付き人らしき少女が、物語を「少々加速させてもらったのだよ」と語っていたのですが、これは作者や担当側の都合を表現したセリフなのでは…?と訝しんでしまいます。
連載作品に一定した面白さを期待する方が無粋というものでしょうか。6巻では主人公覚醒(いわゆる本気モード)の予兆がちょっぴり見えたりしたんですが、結局隠れてしまったりしてすんごく残念な気分になりました。が、それでも主人公覚醒の伏線はデウスが残してくれているのでやっぱり期待。この作品のポテンシャルはすごく大きいと思うのです。
(2009/10/22画像追加)